医務室の役割について【メンタルケア】
ここでは医務室の役割についてメンタルケアの観点から紹介していきたいと思います。
学校の保健室というのはケガをした時に処置をしてもらったり、熱や体調が悪い時などに一時的に寝ておく場所だといえます。ですが最近では学校保健室登校という子供も増えてきているのです。保健室登校の子供はなんらかの事情によって学校には来るけれど教室には入れないという子供になります。心に傷を負っているということになるのでメンタルケアが必要になるのです。
医務室というのは職員室や企業でいう会議室などと違い、堅苦しくなく柔らかなイメージがあります。自分の家にいるのと同じような感覚になるので医務室に来ればリラックスできるのです。つまり、医務室側としてもリラックスできる環境を整えておく必要があります。
企業でも医務室の存在はメンタルケアに大きく関わってきます。憩いの場所として考えている方が多く、仕事で行き詰った時などにちょっとリフレッシュする場所として用いることも多いのです。少し医務室にいくだけでずいぶんと症状が改善されるのでメンタルケアとしても十分な効果を発揮するといえます。
そこで医務室にいる保健師や看護師、または養護教諭なども医務室に来る方々がリラックスできる環境を提供できなければなりません。迎え入れてくれる人が冷たかったり感じが悪いのではメンタルケアどころか余計に症状がひどくなってしまうのです。医務室で働くということはメンタルケアについても学んでおく必要があるといえるでしょう。