医務室における看護師の仕事内容 その4「診察・診療補助」

診療や診察を行っている医務室もある

医務室の中には比較的大規模な場合もあり、医師を採用して診察を行っているような企業も存在しています。また、大学では診察や診療を行っている医務室が大半を占めていて、保健管理センターなどと言われている施設が存在しています。一般的に医務室が存在している職場で、このような診療や診察を行っているのは、民間企業か大学ぐらいでしょう。

 

他にもテーマパークやホテルなどにも医務室が存在しているのですが、診察や診療を行っていることはありません。ただし、空港に設置されている医務室の場合には、診療や診察を行っていることが多いですし、空港内にもクリニックが存在していることが近年では多くなっています。

基本的にはクリニックにおける仕事内容と同じ

基本的に医務室というのは、クリニックのように診療科が存在しているわけではありませんので、どのような病気やケガであっても、まずは医務室に行くのが一般的です。自分や周りの人ではどのような病気なのかを判断することはできませんので、まずは医務室へ行って、看護師や医師にしっかりと診てもらう必要があるのです。

 

大手企業や大学などでは、薬剤師を採用していて薬を処方してくれる場合もあるので、それほど重い病気でなければ、医務室に行って診断してもらい、後は看護師や医師の指示に従って安静にしていればよい場合もあります。ただし、看護師では診察や診断にも限界があるので、通常は医師の補助をするか、このような病気の可能性があるというレベルの診断になるでしょう。

 

医務室で勤務する看護師の仕事内容は、基本的には応急処置や健康相談が一般的になっているので、医師のような仕事内容になっているというわけではありません。だからこそ医師を採用している企業や大学もあるのですが、医療機関というのは小さな医務室であっても、いろいろな医療関係者が力を合わせていかないと、社員や学生の健康を守るということは難しいのです。

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